染付作業の一例です

1 線描きをします

2 座布団の部分を濃く

 します

染付けとは…

私は染付をするのが大好きです。

素焼きに、たっぷりの水を含ませた絵の具を乗せて、それがじ~んわり沁み込んでゆくのが、なにより気持ちいいんです。

 

私の使っている絵の具は、焼く前は茶色です。

呉須絵の具の種類はいろいろありますが、私はこの絵の具を使っています。鉄分がたくさん入っているので茶色になっていますが、焼くと淡いやさしい青色になります。

 

線描きするのも好きです。特にうさぎの方や背中を描けるときは楽しいです。

お目目は、緊張します。左右の眼で絵の具の量が少しでも違ったりすると、描いているときはあまりわからなにのに、焼き上がってから目の大きさが違ったりしてしまっていて、ほかはせっかく完璧に発色していたとしても、そのせいで泣く泣く器をボツにすることもよくあります。

でも、目は、ただの1ミリほどの点線なのにそれだけで感情の表現が決まってくるので、それだけで私がこのような絵付けをする意味を与えてくれます。

目は作者によって魂の入り方が違ってくるのはみなさんご存知のとおり。ただの点々なのに、いつも不思議に感じます。

 

私の絵付けの特徴として、ほわほわとした染付表現があります。

このグラデーションについては、よくガンスプレーを使っているのかと言われますが、すべて筆で描いています。

特に秘技というわけではなく、濃み(だみ)という筆の技法がありますが、それを応用して描いていっています。

 

ただ、とても時間をかけています。ていねいに時間をかければかけるほど、ふわっとした雰囲気が出ます。絵の具を沁み込ませるのに時間がかかりますが、ただ私にとってはそれこそが至福の時間ですから、赦されるならいつまでもいつまでもやっていたいです。

3 最後に薄くしたい

 ところを入れます

作業経過と完成品は違いますが(ごめんなさい)、焼くとこのように青色の磁器に仕上がります。